プロジェクションマッピングと3Dホログラムの違い|仕組み・向いている場所・組み合わせ方
イベントや施設の演出を考えるとき、よく比べられるのがプロジェクションマッピングと3Dホログラムです。どちらも映像で驚きをつくる方法ですが、得意なことが違います。この記事では、2つの違いと選び方、組み合わせた事例を紹介します。
それぞれの仕組み
- プロジェクションマッピング:建物の壁や立体物の形に合わせて、プロジェクターで映像を投影する方法です。物そのものが動いたり、形が変わったりするように見せられます。
- 3Dホログラム(ファン型):LEDを並べた羽根を高速で回転させ、光の残像で映像を描くディスプレイです。映像の黒い部分が透けるため、空中に映像だけが浮かんで見えます。仕組みは3Dホログラムファンとは?で解説しています。
違いを比べる
| 比べるところ | プロジェクションマッピング | 3Dホログラム(ファン型) |
|---|---|---|
| 映すもの | 壁・建物・物の表面 | 何もない空中 |
| 明るさ | 周りを暗くする必要がある | LEDが直接光るので、明るい場所でも見える |
| 大きさ | 建物一面など、とても大きくできる | 1台は直径約33cm〜約2m。複数台をつなげて大きくできる |
| 設置 | プロジェクターの置き場所と、投影面までの距離が必要 | 本体を取り付ける場所があればよく、奥行きをとらない |
| 向いている場面 | 夜の屋外イベント、暗い室内のショー | 店頭、展示会、商業施設、明るいロビー |
どちらを選ぶか
- 夜の建物や大きな壁面を使いたい:プロジェクションマッピングが向いています。
- 昼間や照明のある場所で、目を引きたい:3Dホログラムが向いています。
- 店頭や展示会など、限られたスペースで使いたい:奥行きをとらない3Dホログラムが使いやすい方法です。
組み合わせると、空間全体が演出になる
2つは競合するものではなく、組み合わせることもできます。回転する3Dホログラムの羽根はプロジェクターの光をさえぎらないため、壁に投影した映像の手前に、3Dホログラムの映像を重ねることができます。くわしくは3Dホログラムとプロジェクターを組み合わせた演出で紹介しています。

3D Phantom® 14台とプロジェクションマッピング、モニターを連動させた定時ショー(首里城公園 首里杜館)(事例を見る)
【演出の方法で迷ったら】
会場の写真や図面、やりたい演出のイメージをお送りいただければ、3Dホログラムだけでなく、ほかの手法との組み合わせも含めてご提案します。
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まとめ
プロジェクションマッピングは暗い場所で大きな面を使う演出、3Dホログラムは明るい場所でも空中に映像を浮かべる演出に向いています。目的と場所に合わせて選ぶほか、2つを組み合わせて空間全体を演出することもできます。ほかの方式との違いは3Dホログラムの方式比較、空間演出全体の考え方は空間演出とは?で紹介しています。