デジタルアート展示・没入型展示のつくり方|映像と空間で体験をつくる方法と事例
デジタルアート展示や没入型(イマーシブ)展示は、映像・光・音などを組み合わせて、来場者を作品の世界に引き込む展示です。見るだけでなく「その場にいる体験」が話題になり、SNSで広がりやすいのも特長です。
デジタルアート展示でよく使われる表現
| 表現 | 内容 | 向いている展示 |
|---|---|---|
| プロジェクション | 壁や床いっぱいに映像を映す | 暗くできる大きな部屋 |
| 大型LEDビジョン | 明るく大きな画面で映像を見せる | 迫力を出したい展示 |
| 3Dホログラム | 空中に映像が浮かんで見える | 作品やキャラクターを立体的に見せたい展示 |
| 照明・音響・ミスト | 光や音、霧で空間の雰囲気をつくる | 没入感を高めたい展示 |
それぞれの違いは空間演出とは?、プロジェクションマッピングと3Dホログラムの違いで紹介しています。
3Dホログラムを使った展示の事例
展覧会:「ALL OF EVANGELION」
30周年記念展「ALL OF EVANGELION」では、直径約2mの3D Phantom® 200zで、作品に登場する空中戦艦を肉眼で体験できる演出を行いました。

直径約2mの200zで作品の世界を再現(30周年記念展「ALL OF EVANGELION」)(事例を見る)
メディアアート:落合陽一氏の作品
Media Ambition Tokyo 2021では、3D Phantom®を28台使った落合陽一氏の作品「物化する地平線」が、六本木ヒルズ52階から見える地平線に重ねて展示されました。大手町の森では、3Dホログラムを使ったインスタレーション「nullの木漏れ日」も展示されました。
美術館:金沢21世紀美術館
金沢工業大学の研究室による展覧会では、3D Phantom®を4台使い、キャラクターが宙に浮かぶ展示を行いました。
観光施設:首里城公園
首里杜館では、3D Phantom® 14台とプロジェクションマッピング、モニターを連動させ、空間全体で定時のショーを行っています。
【展示に3Dホログラムを取り入れるなら】
会期に合わせたレンタルにも、常設にも対応しています。作品や展示のイメージ、会場の図面をお送りいただければ、台数・配置・映像の制作からご提案します。
→ 導入のご相談(無料) / レンタル空き状況・お見積もり依頼(無料)
企画するときのポイント
- 体験の流れをつくる:入口から出口まで、来場者がどの順番で何を感じるかを決めると、展示全体に物語が生まれます。
- 暗さと明るさを使い分ける:暗い空間で映像を際立たせる場所と、明るい場所で見せる展示を組み合わせます。
- 撮影を前提にする:撮影できる場所を決めておくと、SNSでの広がりにつながります。
- 運用を決める:会期中の点灯・消灯や、映像の切り替えを自動にしておくと、現場の負担が減ります。
まとめ
デジタルアート展示や没入型展示は、映像・光・音を組み合わせて、来場者を作品の世界に引き込みます。空中に映像が浮かぶ3Dホログラムは、展覧会や美術館、観光施設の展示でも使われています。